はじめまして。不妊症看護認定看護師の稲川と申します。
私は生殖医療を専門とした看護師として、性や生殖に関する悩みや不安を抱える方々のお手伝いをしています。
前職では、看護外来を通して数百人の方と面談をさせていただきましたが、その中で私自身学んだことは、生殖医療に「正解」は無いということです。
あるのは、おひとりおひとり、そしてお二人にとって納得のいく「最良の選択」です。
治療をするかどうか、どの方法を選ぶか、いつするか、迷われると思います。
治療中には、このまま今の方法を続けていいのか、自分たちの選択が合っているか、不安を感じることもあると思います。
最近はノンメディカルな卵子凍結という選択肢もあるので、将来に向けてどのような選択をするかも、悩みのひとつであると想像します。
生殖医療においては答えがひとつではない(「正解」が無い)からこそ、意思決定が難しいのだと思います。
そんなときは、看護相談外来をご活用ください。
おひとりおひとりが、そしておふたりが「最良の選択」をできるように支援いたします。
ひとりひとり、人生においてのプライオリティも違えば価値観も違います。
私たち看護師は、おひとりおひとりの価値観や選択を尊重し、寄り添い、共に考える存在でありたいと思っています。