当院では泌尿器科医の生殖医療専門医による男性不妊診療を行っています。
男性不妊とは
WHO(世界保健機関)によると、不妊の原因の約50%は男性にあるといわれています。また、晩婚化などを背景に不妊治療を受けるカップル、不妊治療により誕生するお子さんの割合は増加傾向にあります。
2022年4月から不妊治療に対する保険適用が拡大され、男性不妊については精巣内精子採取術 (TESE)や顕微鏡下精巣内精子採取術 (micro TESE)が対象となりました。体外受精や顕微授精の保険適用が43歳未満の女性であるのに対し、男性不妊の治療には年齢制限がありません。
男性不妊の原因となる疾患は自覚症状がないものが多いため、ご自身で気が付くことは困難です。不妊治療を開始する場合には男性も受診することをお勧めします。